為替相場の歴史
そもそもFX取引は外国通貨の両替から始まりました。
FXとは外国為替のことですから、もとはといえば、みなさんが外国に行ったときに、手持ちの円をドルに換えたりする必要があることから、為替市場が発生したことはおわかりでしょう。
現在のような為替相場が始まった歴史的経緯としては、ニクソンショックと呼ばれる1971年の事件がはじまりです。
これはどんなものかというと、当時のアメリカ合衆国の大統領であったニクソン大統領の命令により、この日を境にドルと金の交換停止がなされてしまい、それまでのドルと円の固定相場というものは崩れてしまったのでした。
これ以前の1ドルが360円で固定されていた時は、為替の変動というものは、基本的になかったのですが、ニクソンショック以後は、ドルに対して世界の通貨が日々レートの変動がするようになったのです。
なぜこのように、ニクソンショックというものをアメリカ合衆国が引き起こしたかの理由は、当時米国の巨額の貿易赤字があったからでした。
その当時、日本は高度成長期に入っていて、アメリカにいろいろな製品を沢山輸出をおり、そのためアメリカの国内産業も打撃を受けてしまい、対日本の貿易赤字もふくらんでいました。
当時の大統領であるニクソンがこれに立腹して、ニクソンショックが仕掛けられたのです。
この後、ドルは、切り下げを行いましたが、それでもアメリカの貿易赤字は減ることなく、このため、各国はなし崩し的に、為替変動相場制に移行していきました。
この状態を追認したのが、1976年1月、ジャマイカのキングストンで開催されたIMF暫定委員会で、これ以後現在のような変動相場制が始まったのです。